2018年10月31日水曜日

包丁砥ぎでびっくりしたこと

おはようございます。
相変らず革仕事はそっちのけで革包丁ばっかり砥いでるまめちげです(笑)

この前の投稿で楽しくなってきたって書いたと思うのですが今の心境はその一歩先に進んだみたいで壁に当たって四苦八苦してます(笑)まぁそれはまた別の機会に話すとしまして今日は、包丁の裏側を出す作業(裏押し)をやってた時に起こってしまった現象について少し書きたいと思います。
僕の革包丁は一応ですが漉き用が11度でカット用が15度の刃先の革包丁を使ってます。
それで11度の方に起きた現象なのですが裏側がちょっと面が出てない部分があって裏切れしてたんで ダイヤモンド砥石で表から押さえながら裏を出すように砥いでたんですね。

それでだいぶ均等に鋼が出て来たので一旦裏だし終了してまた表を砥ごうと思ったらなんか感触が違う!おかしいなぁって思って刃表をマジックで線引いてもう一度何度か砥ぐと下の写真の様な感じになりました。

なんと真ん中が凹んでる!そうです。ちょうど裏出しをしようと思って特に力を入れて押さえてた部分が凹んでしまってるんです。でも、よく考えるとこの部分が凹んだと言うより刃先が刃表側に曲がってきたんじゃないかなって思うんですよ。裏切れしてるということは裏の刃先の部分が凹んでる訳でそれを面が出るまで押しながら研ぐので結構な力が加わったのかなと(;^ω^)しかも包丁の角度が11度と言うことで刃先がかなり薄いので恐らく曲がってしまったのかなと。どっちにしても表側の面が崩れてしまったので急いで修正しました(笑)
前まではかなりソフトな感じで砥いでたんですけど最近は面の感触が分かってきたので砥ぐ時間の短縮化を狙ってまぁまぁ力込めて砥いでたのがあかんかったのかもしれないですね。特に鋭角な革包丁の刃先はもうちょっと優しく研いだ方が良さそうです。

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