おはようございます!大阪でレザークラフトをやってますBeans Studioのまめちげです。
今回もレザークラフトをやってるけどもイベントやネット等で販売していてそろそろ帳簿もつけないといけないなぁ申告もしないといけないなぁって思ってる人向けの記事です。
今週第五回目なんですが具体的にどう言う支払いがどういう費用になるかについて書いていきたいと思います。
ちなみに過去の記事はこちらです。基礎編1
基礎編2
実践編1
実践編2
はい、では早速行きます~
前回は仕訳の仕方と仕訳後の貸借対照表や損益計算書にはどんな感じで表示されるのかを書きました。それで実際に今週はどう言う物が経費になるかを仕訳をしながら説明していきます。
まず革を仕入れるのは当然経費です。
仕入 ○○円 /現金 ○○円
ちなみに問屋や小売店で直接革を仕入れた場合は上記になります。
でも、通販で買った場合って送料(運賃)がかかりますよね?それは仕入に含めます。詳しい説明はちょっとややこしいのでしませんが簡単に言うと仕入にかかる費用と言うことで運賃は仕入れに含めると覚えておいて間違いないです。
でも、通販で買って振り込む場合の振込手数料は仕入れには含めません。これは仕入直接にかかる費用ではないからです。うーんちょっとややこしいですね(笑)
なので通販で革を20,000円で買って送料864円振込料216円普通預金で振り込んだとします。
仕入 20,864円 / 普通預金 21,080円
支払手数料 216円 /
逆にお客さんに作品を売ったときに送料を頂くと思うんですがそれは売上に入れてください。
普通預金 ○○円 / 売上 ○○円(送料込)
となります。
以下、経費になりそうなものを適当にピックアップします。
・レザクラの本を買った→書籍代
・ホック、ゴムのり、金具等を買った→消耗材料(製造原価の科目:注1) もしくは消耗品費(製造原価を計算しない場合)
・技術向上のため教室やワークショップに参加した→講習費等
・遠隔地へ革に関する展示会や講習等へ行ったときの旅費、駐車費用→旅費交通費
・イベント時出店費用→販売促進費、支払手数料等
・イベント時の昼食代→経費にならないので「店主(貸)勘定又は事業主貸」と言う勘定科目を使います。
・ホームページ作成代金、サーバー費用等→広告宣伝費
・インターネットの費用→通信費(直接事業と関係ない用途として使ってる場合は厳密にはその割合を計算して事業用にしてる部分だけを費用とする)
・50万のミシンを買った→一括で費用にはなりません。減価償却費と言っていったん資産勘定で計上して毎年期末に認められてる分だけ徐々に経費にしていく方法をとらないといけません。
・革友達と食事→交際費
・スマホ通信料→事業に関する分を個人使用分との割合を計算して事業用の分だけを費用に計上
結構、事業用と自己使用の分との割合を計算しなければいけないことが多々出てきたりします。
注1:製造原価は工業簿記と言ってちょっと難しい簿記の知識が必要になるんで説明はここではしませんが本来なら僕らみたいな製造から販売をすべてやる人はこの工業簿記の知識も必要になってきます。
う~ん、、、経費はまだまだあると思うんだけどなかなか思い浮かばない(笑)こんなの経費になるの~?とかわからないことあればメールください。僕でわかる範囲はお答えします。
あと間違い等あるかもしれませんので自己責任でよろしくお願いします(>_<)僕でもややこしくてわからないことあれば税務署に聞けば親切に教えてくれるはずです(笑)
こんな感じでクラフターの事務作業を5回に渡ってやってきましたがやはり難しいですかね?でも、慣れるとそうでもないので色々慣れるまでは難しいかもしれませんがコツコツチャレンジしてください!これで一旦終了とさせていただきます。また、時期によって必要な場合等が出てきたら不定期で更新すると思います。
あ、普通のブログは更新するのでこれからもよろしくです~
まめちげ