2018年11月29日木曜日

砥石と研ぎ

おはようございます、まめちげです。
昨日は、疲れが出てしまったのか夕ご飯の後、リビングでくつろいでる時に寝落ちしてしまってそこから起きてももう眠気が治まらずに早々と寝てしまいました。結局、L字ファスナーの長財布はほぼ手を付けられなかったです。とりあえず型紙だけはほとんど出来たので今日は、急ピッチでサンプル作っていきたいと思います。

それで今日は普段、僕が使ってる砥石のご紹介。
レザークラフトやってない方には退屈かもしれませんね(;^ω^)

左から
修正砥石(砥石を修正する砥石)
1000番くらいまではこの砥石で修正します。それより上の砥石はこの後、出てくるアトマのダイヤモンド砥石を使います。

あらと君220番くらい
刃が欠けた時や面だしする時に使う砥石で研磨力に優れていて砥ぎやすいです。
あと修正砥石にも使えます。この後、紹介するアトマより目が粗いので時間がない時の面出しや欠けの修正にはすごく使えますね。ただ、弱点?もあって吸水性がえぐいのですぐに砥面が乾いてしまいます。なので早めに水につけておくか砥いでる時もこまめに水分補給した方が良いです。

アトマのダイヤモンドシート金板付き細目 1000番くらい
こちらは砥石の修正(主に仕上げ砥石等)や刃物の面直し等結構色んな用途で使えます。
使ってると思った以上に番手が細かくなってくるようなのでもう一つ粗目の物も欲しいと思ってます。

シャプトン刃の黒幕1000番
この砥石は本当に使いやすくて良いですよ。使い過ぎてもうだいぶ減ってきました(笑)
僕が一番最初に買った砥石は刃の黒幕1500番なんですがこれに替えてから研ぎやすくて1500番はほぼ使ってないんです。初心者には最適な砥石だと思います。

たぶん、スエヒロの3000番
この砥石はちょっと幅が狭くて小さめです。
そして砥面が柔らかくて研ぎ汁がすぐ出てきて上手くなったと錯覚させてくれる砥石です(笑)どこで買ったか忘れたんですけど多分yahooショップだった気が・・・
柔らかいのですぐ砥面が崩れるからしょっちゅう修正しないとダメですけど修正もすぐできます。

天然砥石のコッパ
東京に行った時、森平さんで買ったコッパ。たぶん、3000~5000くらいの番手なのかなと勝手に思ってます。こちらもすぐに砥ぎ汁が出てきて研ぎやすいです。砥面の感触は硬い気もしますが砥いでると食いつき抜群で良い感じで砥げます。

北山8000番
仕上げ砥石の定番。まだ買って日が浅いですけど仕上げ砥石の割には研ぎやすくて砥面も柔らかめです。でも、しっかりした砥面ですので綺麗に仕上げてくれます。必死で砥げば鏡面になりますけど基本はちょっと曇った感じの仕上げ感が一番しっくりくる砥石ですね。

この他にシャプトン刃の黒幕1500、同じく5000、シャプトンM5#12000を所有してます。
1500は初心者の頃すごく難しく感じて1000番を買った機にほぼ使ってないんですけど上達した今、どんな感じか逆に使ってみたいと思ってるので近々使用したいと思います。

5000番は面を出せるようになった今でこそ何とか使いこなせる砥石なんですけどすごく硬くて難しい砥石でした。amazonですごく評価高いのですが普通の包丁の評価なのかもしれないですね。初心者で面を出せない人が買っても丸刃に磨きがかかるだけの砥石です(笑)もちろん刃先を研げればめっちゃ切れ味が良くなるので良いんですけどね。北山を買うまではこれで仕上げてたんですが北山を買ってからあまり出番がなくなりました。時間があるときは3000番の次に挟んでも良いと思います。

そしてシャプトンM5#12000ですが最近買った物のまだ使いこなせてないです(;^ω^)力加減、力の入れ方で刃表の状態がすごく変化してしまうのではっきり言って難しいです。北山で完ぺきの研ぎが出来るようになればこれの出番も増えると思うんですけどね。ただ、切れ味は恐ろしいくらいに切れますよ(笑)

さて紹介はこれくらいにして。
 革包丁を砥ぐ前は必ず砥石の面直しをします。必ずです(笑)まぁ研ぐ力にもよるんですが砥面て結構すぐ崩れます。それをそのまま砥いでしまうと刃線が凹んだり逆に出っ張ったりする非常におかしな状態になります(漉き包丁で出っ張ってる包丁はありますが)
そして正確に面も出せません。しかも修正をおろそかにしてるとすごく時間もかかりますしね。僕は、毎回研ぐ前に一通りの修正して砥いでる時に修正して終わったら軽く修正してます。その分、めちゃくちゃ砥石のへるのが早いのですが砥面が崩れた状態で砥ぐのはよろしくないのでこれくらいやってます。
砥石の修正はこんな感じに砥石に格子状の印をつけて修正砥石等で修正します。
毎回修正してるならすぐに均一に格子状の印が消えてきますがたまにすると大抵は真ん中の部分がなかなか消えてくれないです。
なかなかめんどくさい作業ではあるんですけどとても重要な事なので真剣に研ぎたいと思ってる方はこれでもかってくらい砥面の状態には、気を使ってくださいね。

今回は上に紹介した砥石のラインアップで砥いでみました。

ちょっとここの所イベントの準備で忙しくて研げてなかったのであまり自信がないですが(笑)

僕がここまで研ぎにこだわってるのには理由がいくつかあります。自分の性格的な面の矯正も大きくあったりしますし作品作りに対する姿勢だったりもします。その辺の話は長くなりそうなのでまた機会があれば話しますね。

まめちげ

イベント案内
イベント名:OSAKAアート&てづくりバザールVol.29
日時:2018年12月8日(土)と9日 (日) 10:00~17:00
場所:大阪南港ATCホール+第2特設会場(Beans StudioはATCホールの方です)
ブース位置:すー01と02 両日とも出店してます

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