おはようございます、まめちげです。
新年最初の風邪が思ったより長引いていて一週間以上調子悪いんですけどようやく元気が出てきました。子供の風邪を大人がもらうとキツイって聞くんですが本当にその通りですね。
さて、年明けにTwitterの知り合いから革包丁を預かりまして早く砥がないといけないなと思いつつ体調不良のため延ばし延ばしになってた包丁研ぎをやっと昨日一本だけ着手出来ました。
預かった状態の革包丁。全体的に丸刃になっていて刃先の角度が鋭角になっています。
まず刃先の角度を変えるための横ラインを引いてその後、砥いでる時の状態が分かりやすい様に縦ラインをひきます。これは砥いでると当然刃も減ってきますので大体でかまいません。
こんな感じで研ぎながらラインがどのように消えていくかを確認しながら面を出していきます。
だいぶ面が出てきました。
荒砥石での面が出ましたので次は中砥石の1000番で整えていきます。
中砥石で良い感じに砥げたので次は5000番で仕上げ研ぎ
5000番で終わろうかと思ったんですが結局最後は8000番の北山で仕上げます。
まぁまぁ良い研ぎが出来たと思います。
この革包丁は青紙(たぶん一号)と言う鋼を使ってるみたいなんですが僕が持ってる青紙二号の包丁よりやはり硬かったです。この上にまだ青紙スーパーと言う鋼があるんですがそれはもっと硬いとのこと。僕は今使ってる革包丁は白紙二号の鋼を使ってるんですけど非常に研ぎやすいです。別にしっかり砥げていれば硬い鋼であろうが柔い鋼であろうが関係ないと思うのですがもし、レザークラフト初めて間もない方がそろそろ革包丁を買おうかなと思ってるなら絶対に硬い鋼より柔い鋼にして自分で頻繁に砥ぐ方が断然研ぎのレベルはあがると思います。
それと実は革包丁をもう一本預かってるんですが・・・
これです。漉き用の丸刃包丁。正直、今の自分では砥げる気がしないんですけどとりあえず練習させてもらおうと思います。
まめちげ
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尚、質問によってはお答えできないことがあるかもしれませんのでご了承ください 。
2019年1月31日木曜日
2019年1月11日金曜日
コバ処理研究
おはようございます、まめちげです。
昨日は、やっぱり食後に走りに行くことは出来ませんでした(;^ω^)
今日はがんばって走りに行くつもり・・・つもりじゃなくて絶対行く!(笑)
今日は前置きこれくらいにして本題に入ります。なんせ長いので。
レザークラフトやってる人の永遠のテーマであるコバ処理の技法。
ネットでは切り目本磨きのやり方はかなり載ってますけど顔料系の処理剤を使ったコバの仕上げ方ってあまり見かけませんが実際にやるとわかるんですけど磨くより樹脂系の処理剤できっちり仕上げる方が難しいし手間もかかると個人的に感じてます。もっと上手くなれば手間の方は段取り良くなってあまりかからないかもしれないのですが今現状は、そんな感じです。もちろんただ塗るだけならそう難しくはないですけどね。
また、顔料系の仕上げ材も沢山あってそれぞれで使い勝手が全然違います。そして一長一短な部分もあってなかなか実践で使えるものってなかったりします。ただ、世の中の既製品の多くはコバ処理が顔料系なので大量生産する場合に何か特別な方法があるのかなと思うんです。既製品はいかに合理的に作って値段を設定するかが重要ですからコバに時間かけてられません。そのため、顔料系での処理やヘリ返しが多いんだと思います。
とりあえず勝手な事書いてますがあくまでも上記のことは僕の勝手な妄想と思っていてください。その内、検証できれば自分の中でも確証に替わるけど今の所は別に聞いたわけでもないので僕の勝手な思い込みです。
それで個人的にはドロドロした処理剤より顔料系でもサラサラタイプの方が塗りやすいです。
ただ、サラサラはサラサラの弱点?があって何度も重ねないとなかなか綺麗なコバに仕上がらないです。完ぺきにツルツルのコバにするのは最低3回以上重ねないとダメかも。ちょっとしたコバの凸凹を拾ってしまって表面に出てきますので。
一方、ドロドロした処理剤はすごく(綺麗に)塗りにくいのですが粒子が粗い分、コバの凸凹の影響が少なめなので回数少なく仕上げることが出来ると思います。恐らく既製品の多くはドロドロの処理剤で厚めに塗ってその後に削って仕上げてるんじゃないかなって思います。なのでドロドロ系の処理剤をマスターすれば顔料系のコバでも素早く綺麗に仕上げられるような気がしてます。
上の写真は二種類の顔料系コバ処理剤で一回塗って乾いたときの写真です。右の方がサラサラで左の方が右より少しだけドロドロした処理剤です。コバの条件は同じなのに一回目で既に差が出てます。
上は二回目です。左の方はほぼ仕上がってます。
上は三回目。左はこの後ワックスをこすってつや出して仕上げてます。
上は4回目。右も一応仕上げでワックス刷り込んだけど結局この後、もう一度塗ってから仕上げました。
サラサラは塗りやすいけどなかなか仕上がりにくいの検証でした。
ちなみに切り目本磨きは
こんな感じになります。
左が着色なしで右が着色ありの切り目本磨きです。
仕上げはワックスを刷り込んでウエスで磨いてます。
それぞれの処理したコバ並べてみました。まだまだ研究中なので完全ムラなしコバにはなってないけどそれぞれ作品として出しても恥ずかしくないレベルなのかなとは思ってます。あとは、この革にはこの処理方法で~
と、言う話になってくるんですがコバ処理にかけられる時間や最終仕上げの状態って商売で革をやってるとなかなか難しいものがあって僕の場合は見た目より触った感じでまぁまぁツルツルになってれば全然okな感じです。中には販売価格の関係でほぼ未処理のものもあります。
こう言うこだわりは革包丁砥ぎと同じで追及すると終わりがありませんからね。
人生ほどほどが一番です(笑)
まめちげ
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昨日は、やっぱり食後に走りに行くことは出来ませんでした(;^ω^)
今日はがんばって走りに行くつもり・・・つもりじゃなくて絶対行く!(笑)
今日は前置きこれくらいにして本題に入ります。なんせ長いので。
レザークラフトやってる人の永遠のテーマであるコバ処理の技法。
ネットでは切り目本磨きのやり方はかなり載ってますけど顔料系の処理剤を使ったコバの仕上げ方ってあまり見かけませんが実際にやるとわかるんですけど磨くより樹脂系の処理剤できっちり仕上げる方が難しいし手間もかかると個人的に感じてます。もっと上手くなれば手間の方は段取り良くなってあまりかからないかもしれないのですが今現状は、そんな感じです。もちろんただ塗るだけならそう難しくはないですけどね。
また、顔料系の仕上げ材も沢山あってそれぞれで使い勝手が全然違います。そして一長一短な部分もあってなかなか実践で使えるものってなかったりします。ただ、世の中の既製品の多くはコバ処理が顔料系なので大量生産する場合に何か特別な方法があるのかなと思うんです。既製品はいかに合理的に作って値段を設定するかが重要ですからコバに時間かけてられません。そのため、顔料系での処理やヘリ返しが多いんだと思います。
とりあえず勝手な事書いてますがあくまでも上記のことは僕の勝手な妄想と思っていてください。その内、検証できれば自分の中でも確証に替わるけど今の所は別に聞いたわけでもないので僕の勝手な思い込みです。
それで個人的にはドロドロした処理剤より顔料系でもサラサラタイプの方が塗りやすいです。
ただ、サラサラはサラサラの弱点?があって何度も重ねないとなかなか綺麗なコバに仕上がらないです。完ぺきにツルツルのコバにするのは最低3回以上重ねないとダメかも。ちょっとしたコバの凸凹を拾ってしまって表面に出てきますので。
一方、ドロドロした処理剤はすごく(綺麗に)塗りにくいのですが粒子が粗い分、コバの凸凹の影響が少なめなので回数少なく仕上げることが出来ると思います。恐らく既製品の多くはドロドロの処理剤で厚めに塗ってその後に削って仕上げてるんじゃないかなって思います。なのでドロドロ系の処理剤をマスターすれば顔料系のコバでも素早く綺麗に仕上げられるような気がしてます。
上の写真は二種類の顔料系コバ処理剤で一回塗って乾いたときの写真です。右の方がサラサラで左の方が右より少しだけドロドロした処理剤です。コバの条件は同じなのに一回目で既に差が出てます。
上は二回目です。左の方はほぼ仕上がってます。
上は三回目。左はこの後ワックスをこすってつや出して仕上げてます。
上は4回目。右も一応仕上げでワックス刷り込んだけど結局この後、もう一度塗ってから仕上げました。
ちなみに切り目本磨きは
こんな感じになります。
左が着色なしで右が着色ありの切り目本磨きです。
仕上げはワックスを刷り込んでウエスで磨いてます。
それぞれの処理したコバ並べてみました。まだまだ研究中なので完全ムラなしコバにはなってないけどそれぞれ作品として出しても恥ずかしくないレベルなのかなとは思ってます。あとは、この革にはこの処理方法で~
と、言う話になってくるんですがコバ処理にかけられる時間や最終仕上げの状態って商売で革をやってるとなかなか難しいものがあって僕の場合は見た目より触った感じでまぁまぁツルツルになってれば全然okな感じです。中には販売価格の関係でほぼ未処理のものもあります。
こう言うこだわりは革包丁砥ぎと同じで追及すると終わりがありませんからね。
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2019年1月10日木曜日
クレイジーカラーパッチワークカードケース(名前長っ)
一昨日、重い腰を上げて仕事終わってからジョギングと言う名目の散歩に行ってきて約6kmほど軽く走ったり歩いたりしてきたんですが昨日、早速お尻の筋をやっちゃったみたいですごく歩きづらかったです。ちなみに筋肉痛は昨日の昼から酷くなってきましたが今はそれほどでもありません。昨日は、ちょっと走りに行くの無理だったんで今日は~と思ってるんですけど今日は今日で夜ご飯が外食になるので外食から帰ってきて果たして走りに行くのかなぁ??って早速やる気のなさを露呈しつつマイペースで続けたいと思ってます。
さて、先日紹介しましたパッチワークの革でやっと小物が仕上がりました。
今回使ってる革は主にと言うかほぼクロム鞣しの柔らかい革なのでコバ(革の断面)が切り目本磨きで仕上げることができません。なので樹脂仕上げ材を使用してます。簡単に言うとアクリル絵の具を薄めた感じの塗料をコバに乗せてコバを整える感じです。
今回のパッチワークの革ですが主なポイントは革同士を接着して家庭用ミシンでクロスステッチをしてると言うところです。一見、上手く行ってる様に見えるのですが僕的には不満があります。それは、ミシンのクロスステッチが思ってたクロスステッチと違ったという事。言葉じゃ分かり辛いので図で説明しますね。
当初僕が思っていたクロスステッチは上の図の様な感じでした。
でも、実際は下の様な感じのステッチになってしまいます。
これはどうまずいのかと言うと革と革を接着剤で繋げてるのでその間に針穴が開いてしまうと革が剥がれてきてしまう恐れがあります。実際に接着の弱い部分は剥がれてしまいました。そして剥がれてしまうと上手くクロスになってくれない部分が出てきます。
今回、家庭用のミシンで縫ってるので革の厚みを1mmにしてます。その1mmの革同士を接着するのは結構難しいです。接着剤も本当は粘りのあるゴム系のボンドを使いたいのですがミシンのパワーの事を考えて今回は白ボンドにしたところにも原因があるのかもしれないですね。なので今回の事を踏まえてもうちょっと研究をして綺麗にクロスステッチになるように考えないといけないと思ってます。
まめちげ
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2019年1月9日水曜日
新年初教室
おはようございます、まめちげです。
今年は本職としては7日から仕事始めだったんですが実は6日の冬休み最終日に今年初の鞄教室がありました。うちの家から鞄教室まで車で約1時間とまぁまぁの距離なんですが何とか続けられてるのはやっぱり先生の人柄だろうなっていつも思ってます。年齢的にも結構近いので何かと話が合うと勝手に思ってます(笑)
そんな鞄教室で月一回勉強させていただいてるんですが最近はラウンドの財布をミシンで仕立てる方法を教えてもらったりしてます。今年の初教室はそれの最終仕上げで外周縫いだったんですが急に思い付きで外周のコバを革で巻く「くるみ玉」がやりたいと思って先生に相談してやってみました。結果は写真の通りでまぁ外側から見たら初めてにしては何とか形になってるなって自己評価ですが内側のステッチが実はめちゃくちゃガタガタです(笑)
恐らくですが巻いたヘリの革をしっかり接着してなかったため最終のステッチがそれにつられてガタガタになってしまったのかなと。これはあくまでも自分が感じた事なのでちょっともう一度やり直してみようかなと思ってます。
今見ると、ファスナーの貼り方もちょっと雑ですね(;^ω^)
難しかったけど初めてやる技法なので楽しくもありました。
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そんな鞄教室で月一回勉強させていただいてるんですが最近はラウンドの財布をミシンで仕立てる方法を教えてもらったりしてます。今年の初教室はそれの最終仕上げで外周縫いだったんですが急に思い付きで外周のコバを革で巻く「くるみ玉」がやりたいと思って先生に相談してやってみました。結果は写真の通りでまぁ外側から見たら初めてにしては何とか形になってるなって自己評価ですが内側のステッチが実はめちゃくちゃガタガタです(笑)
恐らくですが巻いたヘリの革をしっかり接着してなかったため最終のステッチがそれにつられてガタガタになってしまったのかなと。これはあくまでも自分が感じた事なのでちょっともう一度やり直してみようかなと思ってます。
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2019年1月8日火曜日
新年初仕事(革小物編)
おはようございます、まめちげです。
昨日に引き続き今回も新年初仕事のブログになります。
去年は忙しさと怠け癖を言い訳になかなか自分の作りたいものが出来なかったんですけど今年は何とか自分の好きなこだわりのある革小物が作りたくて年明け早々着手してました。
結構前にも一度パッチワークの革小物作ったんですけど今度はもっときっちり作ろうとああでもないこーでもないと頭で整理しながら革を並べて行って更に革のヘリ同士を接着しています。こうすることで少しでも曲げた部分になっても革が割れないように一応配慮しています。
ただ、ステッチ部分は今回すべてミシンで縫うことにしました。
最近の家庭用ミシンてすごいっすね(笑)このミシンはこのステッチをやるためだけに買ったんですが買って良かったのと同時に他にも使えそうな装飾ステッチがあるので試してみたいと思います。この後、この革はカードケースに替わります。それはまた出来てからご紹介させていただきますね。
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去年は忙しさと怠け癖を言い訳になかなか自分の作りたいものが出来なかったんですけど今年は何とか自分の好きなこだわりのある革小物が作りたくて年明け早々着手してました。
結構前にも一度パッチワークの革小物作ったんですけど今度はもっときっちり作ろうとああでもないこーでもないと頭で整理しながら革を並べて行って更に革のヘリ同士を接着しています。こうすることで少しでも曲げた部分になっても革が割れないように一応配慮しています。
ただ、ステッチ部分は今回すべてミシンで縫うことにしました。
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